2013年6月3日月曜日

放漫経営のつけ

原発が停止してから、もう2年になるでしょうか。 それくらいたちますよね。 それまで、原発利権で甘い汁を吸い続けてきた電力各社。 考えてみれば、 この日本に原発なんてそんなに必要なかったんです。 それなのに、利権目的で大量に作り続けてきた電力各社。 その原発だのみの経営姿勢が、 大きく揺らいだのが、 東日本大震災と、それにともなう福島原発の爆発事故でした。 原発は、原発村の人間が言っているような 安全な発電施設ではない という事がばれてしまった福島原発の事故。 神話は、しょせん神話だった とばれた瞬間でした。 それから二年。 電力各社は、己の放漫経営のツケを、 電気料金の値上げという手段で、補おうとしています。 あまりにも高すぎる社員の給料。 全く必要ないリフレッシュのための施設。 何もしてないのに大量にもらう役員報酬。 めちゃくちゃです。 ようするに役所のようなものですね。 関西電力の値上げを嫌がり、 自治体や大口顧客などが どんどんと契約を解除しているといいます。 すでに467件が契約解除。 大半が新電力と言われる、 中小の発電事業者への乗り換え。 それ以外は、自分で発電する道を選んだようです。 バカ高い給料と、何も考えない経営で コストだけが上がり続ける電力各社。 民間企業が逃げるのも当然といえるでしょう。